第1回「びんご往来」の開設に寄せて
加藤博和 広島県立大学院生
加藤博和  今から5年前,『備後地域と中国バス』という本を出版した。 中国バスが運行している高速バス・乗合バス・廃止路線代替バスを縦横に乗り継ぎ,備後地域の「今」をまとめたものである。 それまで備後地域に不案内であった私は,新市の七曲を越えて高蓋に至り,呉ヶ峠や油木,豊松などへと「地域文化再発見の旅」を満喫した。
 9月10日から中国バスは,高齢者を対象とした全線定期券「和(なごみ)」を販売している。 多くの方に中国バスを利用して備後地域の「今」を発見してほしい。 また,いろいろなバスの利用法や行楽地などを本サイトで互いに交換できれば楽しいし,役立つと思う。
 高速バスでは豪雪の中,中国山地を越えて福山〜米子間を往復した道程が思い出される。 その後,中国バスはパーク&バスライド方式を取り入れながら, 備後地域の随所から広島市街への直行高速バスを整備し,他方,神戸や京都,高知や高松などにもネットワークを築いて, 好評を博している。米子線も9月21日から松江温泉まで路線延長した。
 「バラ」の大輪が広島バスセンターに直行し(ローズライナー), 「国蝶オオムラサキ」が大阪ミナミを疾駆する(びんごライナー)など,高速バスが中国バスそして「びんご」を, 街行く人に印象付けていて誇らしい。
 情報技術の進展は,交通需要の喚起にプラスになると考える。 そして「本物」のサービスは,厳しい経済情勢にあっても生き残りが可能である。 中国バスに負けじと,本サイトの世界発信を期待するところ大である。
「びんご往来」とは、このコンテンツの旧名です。
コラム 加藤さんは地元新聞に掲載されたり、数多くの出版物(「備後地域と中国バス」 =菁文社・平成8年= など )を出されています。 無断リンクになりますのでお手数ですが、加藤さんを紹介しているアドレスを記載します。興味のある方はご覧ください。
http://www.chugoku-np.co.jp/Ad/syoubara/bihoku/biho1201.html
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