びんごの見どころバックナンバー
びんごe商店街Homeへ 八田原ダム 上下町 旭鷹農園・ダリア園 やはた川自然公園
深山峡 白竜湖 唐樋門 福山グリーンライン 春日池&春日池公園
〜福山の変遷を見続けてきた「天当神社」がある天当山は、その昔海に浮かんでいた小島だったという〜
■天當神社(福山市手城町) <060>
300年の永きに渡り、福山の変遷を見続けてきた「天當神社」は天当山の頂きにある… マウスオン

 “天當(天当 てんとう)神社”は元禄七(1694)年水野勝成の時代に建立され、地域の安寧と発展を見守りつづけ、平成四(1992)年に「300年祭」を執り行ったとの記念碑がありました。(由来はこちらから)
 手城川の流域は当初遠浅の海であり、「天當神社」が祀られている天当(手城)山は海中にある小嶋でした。元和八(1622)年〜寛文八(1668)年にかけての干拓事業により、ほぼ現在の流域が形成されました。天当山から城下までは入り江であり、瀬戸内海を一望できる地の利があり、福山港の要塞としての役割もあったようです。

 手城から引野にかけてかなりの変遷を遂げていますが、ここ「天當神社」には当時の状況が感じられる雰囲気がたくさん残っており、たくさんの木々・剥き出しになった岩肌も見られ、まさしく“神社の杜”という様相も呈しており、創建当時海中の小嶋だったということも実感できます。

 境内には「荒神社(野宮神社)」「塩崎神社(恵比寿神社)」。大きなサクラの木が植えられており、花の時期にはたくさんの人が訪れるそうです。また、当時同じく海中にあった小嶋・梶島山も見え、現代の干拓で造成された上に建設された日本鋼管…そして、入り江をまたぐ入り江大橋の向こうには当時も遥かに見えていたであろう熊が峰連山を目にすることができます。
 氏子の方がご夫婦で散歩がてら参拝に来られたり、ご近所の方が犬を連れて来られたりしているようです。駐在の神主さんがおられなくて詳しい由来など伺うことが出来なかったのですが、境内はきれいに掃き清められており、静かで落ち着けました。発展を遂げた手城と引野の間にあり周りを見渡して当時全てが海中だったと空想するだけでも楽しく…、不思議な空間を見つけたような気持ちになりました。


  ◆天當神社(
てんとうじんじゃ)   福山市東手城町2丁目1928-1 
  ◆交 通  福山駅から車で約20分
ページトップ
エリア別フォトマップへ
掲載順バックナンバー
〜江戸時代の雰囲気そのままに現代に佇んでいる「唐樋門」…そこだけ時間が止まったかの、印象が残る〜
■草深の唐樋門(福山市沼隈町) <059>
床下の「樋門」の部分
時を越えて佇む…「草深の唐樋門」 マウスオン 
 “唐樋門”は江戸時代初期・寛文年間(1661〜1672)に「磯新涯」が干拓造成されたに伴い造られました。

 「樋の堂」と呼ばれる建物とその床下の樋門の部分からできており、当初は木造でしたが、元禄九(1696)年と安永三(1774)年の大掛かりな修理で樋門の門扉以外は石造りとなりました。
 「池の上」の地名となった唐樋門は瀬戸内海沿岸の干拓造成の歴史を研究する上で貴重な産業遺跡として「県史跡」に指定されています。
(沼隈教育委員会案内板より)

 この樋門と特に関係のある遺構として「
柏迫池(かっさこいけ」があります。また、沼隈には大小の溜池が多く、「水」に関係の深い遺跡が随所にあります。「弘法の井戸」「水落の清水の井戸」と呼ばれ、貴重な農業用水・飲料水でもありました。それらの遺構の傍には必ずといってよいほど「常夜燈」「道祖神」「お社(やしろ)」などがあり、「水」は貴重なものとして、深く信仰と結びついていたようです。

 海から近い所にあるため「唐樋門」の辺では潮の香りがしました。すぐ横には小さなお社が、そしてその先の桜堤の傍に常夜燈と道祖神が佇んでいました。見るからに時代を感じさせる風格のある遺構は近隣の住宅に溶け込み…気づかないまま通り過ぎる人も多いのではないかと思われます。
 たくさんの貴重な遺構が残されている沼隈ですが、其処に到るまでの道案内がもう少しあれば…と感じます。

  ◆草深(くさぶか)の唐樋門(からひもん)   福山市沼隈町草深 
   ◆交 通  福山駅から車で約40分・鞆鉄バス「新川線」…「千年橋」下車、東へ約300m
   ◆沼隈案内地図
ページトップ
エリア別フォトマップへ
掲載順バックナンバー
〜晴れた日には四国までの島々が見渡せる「グリーンライン」。再びきれいな環境を取り戻そうとしている〜
■福山グリーンライン(福山市熊野町) <058>
眺めのよい景観がいくつもある…「グリーンライン」と整備されきれいになった後山公園「展望台」
 眺めの良いポイントがいくつもあります。この向こうには「内海大橋」が見えています(^-^)マウスオン

 グリーンライン”の愛称で親しまれている、福山市西南部の「広島県道 後山公園洗谷線」は、昭和49年4月に「後山有料道路」として開通しました。

 “グリーンライン”は福山市水呑町・洗谷から鞆・後地を経て沼隈・阿武兎岬に抜ける県道251号線です。かつては観光道路として多くの人が訪れましたが、昭和55年に無料化されて後、暴走行為・捨て犬・投棄ゴミなどで近年はすっかり荒廃していました。しかし、平成12年、グリーンラインの再整備・活性化を通して、福山を豊かで活力ある街にしたいと願う人々が「グリーンラインを愛する会」を創り、行政と一体になり積極的に活動を始められたお陰で少しづつではありますが、整備されつつあります。「後山公園」の駐車場・展望台・トイレなどが整備され、きれいになっていました。

 「後山公園」は瀬戸内海国定公園内にあり、鞆の浦を眼下に、晴れた日には遠く四国までも見渡せるという位置にあり、グリーンラインの所々に眺めの良い景勝地が幾つも散りばめられています。鞆に抜ける手前に、豊かな海の恵みを活かした特産品を、自分で手作り体験ができる「うをの里ギャラリー」などがあります。

 また小さなお子さんのための遊園地「ファミリーパーク」があります。しょうぶ園、くじゃく舎、展望塔などもあり、鹿もいるようです。

 樹木が鬱蒼と生茂り、景観が今一つ残念…、また走行車が少なく寂しい…、道路整備が進行中…、という感じもありますので、再整備が進んだとはいっても、夜間の走行は危険があります。ドライブを楽しまれるのなら、明るい日中に行かれる方が良いと思います。


  ◆ファミリーパーク   福山市熊野町夜打谷
  ◆入園無料 8:00〜17:00 ・ 無料駐車場有り  管理 ; 福山市観光協会 084-926-2649  
  ◆交 通  福山駅から車で約30分
ページトップ
エリア別フォトマップへ
掲載順バックナンバー
〜福山の東部の水瓶として誕生した「春日池」。今は花や樹を見ながら散策など憩いの広場として親しまれている。〜
■春日池&春日池公園(福山市市春日町) <057>
「太陽の滴」…天候が良ければ美しい、彫刻のある広場
今は改修工事中で春まで”水”のない春日池公園と赤い『橋』 05・11・中旬撮影 マウスオン

 福山市の東部に位置し交通の便も良い場所に「憩いの森」として親しまれている「春日池」はあります。背景を小高い丘陵に囲まれて自然の中に溶け込んで、数多くの樹木が生い茂り、小鳥・水鳥たちの野鳥が多く集まったりと、自然を保つと共に、釣り・散策・スケッチ・バードウォッチング・ジョギングを楽しむ人々も多く、市民の憩いの場として再生されています。います。
 子どもたちの遠足の場所になったり、春には桜の、五月には「花菖蒲」の花見に訪れる人たちもたくさんいます。取材で訪れた秋には紅葉が美しく、たくさんの木の実を見ることができました。

 「春日池」は、寛永19(1942)年、福山藩主水野勝成により、灌漑用の溜池として造られました。駅家の「服部大池」・瀬戸の「瀬戸池」と共に「備後の三大大池」として知られています。当時・水野統治時代には干拓が盛んに行われていましたので、回りはたくさんの田圃(たんぼ)があり、どの池も日照りなどの灌漑対策用に造作されました。今は周りには人家が建ち並び、上下水道の設備が整いましたので、当時のような役割りはありませんが、池の一部を「春日池公園」として「花菖蒲園」「バラ園」「子どもたちの広場」など整備が加わり、池の周りの散策道沿いに、彫刻・碑などもあります。

 今の時期残念なことに、大規模な改修工事中で、あまりきれいな写真がお届けできませんが、完成は2011年の予定のようです。以前よりきれいな水の「春日池」が再々生されるのが待たれます。


 
◆春日池   福山市春日町4丁目 
  ◆春日池公園  同 上 ・ 管理 ; 福山市緑地公園課 084-928-1095  
  ◆交 通  福山駅から車で約30分・バス春日池行き(井笠バス)・無料駐車場あり
ページトップ
エリア別フォトマップへ
掲載順バックナンバー
新年明けましておめでとうございますm(_ _)m美しい「白竜湖」の景色で2006年の幕を開けたいと思います。
■白竜湖(三原市大和町) <056>
紅葉の残る白竜湖畔の光景
 高い青空を映す晩秋の『白竜湖』と『椋梨ダム』 05・11・24撮影 マウスオン

 福山から府中を抜けて、県道486号線を西南に下り、更に交差する県道432号線を南下、2時間程走って三原市大和町の「白竜湖ドーム」に到着。目の前に「白竜湖」から流れる沼田川の流れが見えます。
 そこから、更に数分走ると「道の駅・よがんす白竜」があり、その目前にある湖は「白竜湖」の端にあたります。橋脚の下に「白竜」のモチーフが描かれていました。そこから、また10分ほど走ると三原市の水瓶として支えているス「椋梨ダム」があります。

 そもそも「白竜湖」は「椋梨ダム」を造るにあたり、人工的に造られた「人造湖」です。
生憎、「椋梨ダム」の修復工事中で水深が浅くなっていました。今は遅い紅葉の時期でしたが、満々と水を湛えた湖はさぞや美しい事だろう…との感触は十分得られました。

 「白竜湖」の周りは自然に恵まれ、スポーツ全般が楽しめる「白竜湖スポーツ村公園」として利用されています。また、宇宙メダカがいるという「メダカの里」・初夏には「花菖蒲」が楽しめる湖畔の公園などが整備され、秋は足を延ばして「深山峡」…と一年を通して楽しめる場所でもあります。

 以前は賀茂郡大和町と河内町に所在していましたが、今は合併で三原市と東広島市になりました。その「大和町」は自然豊かな環境を生かして「フルーツ王国」として知られていましたが、新たに「スポーツ王国」としても環境を整備し、総合的なレジャー産業都市・三原市の一翼を担っています。


 
白竜湖   三原市大和町
  ◆よがんす白竜  0847−35−3022  山陽自動車道 三原久井ICより車で20分
  ◆交 通  福山から車で約2時間・河内ICより車で約30分
ページトップ
エリア別フォトマップへ
掲載順バックナンバー
白竜湖から近い風光明媚な渓谷「深山峡」の今年最後の「紅葉」をお届けします♪(*^-^)ノ
■深山峡(東広島市河内町) <055>
紅葉と大きな「奇岩」が見もの深山峡…
大きな「奇岩」と美しい風景、青空に映える紅葉が見ものの晩秋の『深山峡』 05・11・24撮影 マウスオン

 福山から府中を抜けて、県道486号線を西南に下り、更に交差する県道432号線を南下、2時間程走って三原市大和町の「白竜湖」に着く。更に「椋梨ダム」を過ぎて南下すると椋梨川沿い5qに亘って頼山陽が「安芸の耶馬溪」と絶賛したとされる「深山峡」があります。
 春は「マンサク」、夏は「新緑とホタル」、秋は「紅葉」、冬は「雪景色」と四季の彩りの美しさと「夫婦岩」・「猿岩」などの大きな「奇岩」が見ものの渓谷です。

 途中には「夫婦岩展望公園」・「姫ヶ滝展望公園」・「三本松キャンプ場」などが整備されているようです。時間があれば「姫ヶ滝」まで散策されることをお薦めいたします。

 道路は快適で車も少なく、青い空と色とりどりに変化した紅葉(黄葉)との対比が美しく、どこを切り取っても一幅の絵画となりました。十分にお伝えできれば幸いです。

 
※以前は賀茂郡河内町でしたが今は合併で東広島市となりました。「びんご見どころ」の本来のテリトリーからは外れるのですが、「白竜湖(三原市)」の取材で、少し足を延ばしました。余りにも紅葉と風景が美しいので是非ご紹介したいと思いましたのでご容赦願います。尚「白竜湖」に関しては年明けの当コーナーでご紹介したいと思います。


 
深山峡   東広島市河内町
  ◆利用問合せ  東広島市観光協会 TEL:082-420-0310 (※キャンプ場利用は問い合わせてください)
  ◆交 通  福山から車で約2時間・JR河内駅より徒歩20分
ページトップ
エリア別フォトマップへ
掲載順バックナンバー
「八幡川」沿いに整備された自然公園を散策、本格的な秋の訪れ…始まったばかりの紅葉を十分に満喫してください♪
■やはた川自然公園(三原市八幡町) <054>
御調八幡入り口にある緑のスペースに簡素な彫刻が展示してある。そこに「やはた自然公園」の銘が…右奥の木立の中に「御調八幡神社」のお社が見える
紅葉の中、自然石でカバーされた「砂防ダム」周りの景色と一体化して雰囲気を作り出しているマウスオン

 福山から府中を抜けて御調へ走る県道486号線沿いから、案内板に従い、少し入った所に「御調八幡宮」がある。
そこから続く「やはた川自然公園」は御調八幡宮の境内を流れる八幡やはた)川を、青々とした木々と草花、砂防ダムを中心とした巨岩の配列などで、自然溢れる空間に整備された緑の公園で、訪れる人々の憩いの場となっています。

 特に景観を大事にしたデザイン・コンセプトは国土交通省の「手づくり郷土賞」を受賞したようですね。 春は「サクラ・若葉」、夏は「キャンプ・せせらぎ」、秋は「紅葉」、冬は…木々に積雪した美しい表情が見られるのかもしれない…。一年を通して愉しめる所だと感じました。

 すぐ傍にあるキャンプ場の横は中国自然道(遊歩道)が整備されており、三原市内で一番高い山、「竜王山(665m)」へと続きます。また仏通寺へのハイキングコースもあり軽い山歩きもできるようです。

 今回は紅葉が始まっており、があり、広葉樹の林あり、山野草を見つける愉しみあり…と、知らない間に結構歩いて運動しており、久々に健康な汗を流しました。

 周りは長閑な自然に囲まれており、道路(486号線)も整備されていて快適なドライブコースでもありました。自然大好きな方にはお薦めのコースではないでしょうか。


 
やはた川自然公園   三原市八幡町宮内
  ◆利用問合せ  三原市観光課   TEL:0848-67-6074  (※キャンプ場利用は問い合わせてください)
  ◆交 通  福山から車で約1時間10分(駐車場 あり)
ページトップ
エリア別フォトマップへ
掲載順バックナンバー
百花繚乱…中国地方初の『ダリア園』100種・18,000株のダリアの高貴な花の麗しい姿にひと時の癒しを求めて…
■旭鷹(きょくほう)農園・ダリア園(世羅郡世羅町) <053>
見渡す限り一面のダリア畑、中央にあるのは展望台。その右手に休憩所…秋の青く高い空とカラフルなダリアたちのコントラストが美しいo(^-^)o〜♪
手前の紫と白はサルビア…奥のカラフルなのがすべて「ダリア(Dahlia)」ですo(^-^)o〜♪ マウスオン

 世羅高原に中国地方初の巨大な「ダリア園」が出現した…という見出しに引き寄せられ、十月に入った暖かな一日、車を走らせた。「世羅高原ふれあいロード」を利用し、芦田湖・三川ダムの傍を通り抜け、福山から約一時間半…着いた所は「旭鷹(きょくほう)農園」。

 旭鷹農園は、以前から広大な敷地を利用して「チューリップ畑」「ヒマワリ畑」などを目玉として、年間のイベントの一つとして観光客にアピールしていた。
今回は新に「ダリア(Dahlia)」が年間スケジュールに加わった。(ダリアミニ知識こちらから)
新たな「ダリアブーム」の始まりかも知れない…。

 初年度は15,000uの敷地に100種のダリア・約18,000本が植栽された広大な「ダリア畑」が完成。9月3日から10月23日まで「ダリア祭り」と銘打って開催された。今後も、
少しずつ種類・本数を増やし、次年度に繋げたい…そうです。

 ダリアに関連した商品としては、世羅高原の人気「ジェラード工房ドナ」との提携で開発した、花びら入りの「ダリアアイス」が人気を呼んだ。
園内では、ハーブティ(ローズ・ハイビスカス…etc.)を味わえ、花関係の開発されたたくさんのグッズは園内にあるショップで購入できます。そして、お花の摘み取り(1本・100円)も…できるようです。

 周りは自然に恵まれており、行く道中も楽しめるのですが、今後、広い園内で一種類の花を見に行くだけのイベントにしないで、何かプラスα(
アルファ)が付加されれば、今後の集客にも繋がっていくのではないかと思われます。付近に「ラベンダー園」・「ゆり園」・「果樹園」などがあり、「お花見」の梯子も良いのではないでしょうか…。


 
旭鷹(ほう)農園   世羅郡世羅町別迫1124-11   п@0847-24-0014
  ◆交 通  福山から車で約1時間30分(駐車場 1000台収容)
  ◆入園料  大人 500円 ・ 子ども 300円   ◆開園時間 9:00〜17:00
ページトップ
エリア別フォトマップへ
掲載順バックナンバー
明治時代中期にタイムスリップしてみませんか(^-^)今回は白壁の町並み「上下」の散策です…
■上下町(府中市上下町) <052>
上下川沿いに残る「旧 田辺邸」の屋敷…橋にはレールが走り、喫茶店になっている「旧土間」に繋がっている。
旧警察署 明治時代の建築物で「見張り櫓」は当時のまま…時代の流れを見つめている  マウスオン

 広島県の中東部に位置する上下町は、白壁、なまこ壁、虫籠窓むしこまど)など特徴のある家々が軒を連ね、甲奴郡上下町(現在は府中市)と呼ばれた山あいの小さな町並みである。

 かっては幕府の直轄地として代官所が置かれた「天領」の地であり、山陰・山陽を結ぶ石州街道の宿場町として、また大森銀山からの採鉱物の集積地として財政も豊かで繁栄を極めていた。(沿革はこちらから)

 また、県文化100選に選ばれた明治20年代の蔵を改装した教会・明治の文豪・田山花袋が明治39(1906)年この地で数日過ごした思い出を書いた紀行文に登場する警察署の建物、また代表作「蒲団」のヒロインのモデルになった岡田三千代の生家(現上下歴史文化資料館(民話の里))・現存する最古の芝居小屋「翁座」・旧酒造業を営んでいた田辺家の豪邸の跡…など等当時の雰囲気が窺がえる様子のまま残されていて、町並み全体が語り部であり、観光の対象となっているのではないだろうか。

 埋もれた歴史を掘り起こして、時代の良い物・本物を集め、展示・公開し、次の時代に伝えてゆく作業を町全体で取り組む運動で、地域の活性化も図っておられるようです。

 自然に囲まれて、秋の草花も随所に見ることができました。
「百聞は一見にしかず」一度訪れ、歩いて見られることをお薦めしたいですね。


 
上下町商工会HPへ   府中市上下町上下883-1   п@0847-62-3504
  ◆交 通  JR福塩線上下駅→徒歩2〜3分・福山から車で約1時間30分
                        ※取材にあたり、「上下歴史文化資料館」様のご協力をいただきました
ページトップ
エリア別フォトマップへ
掲載順バックナンバー
府中市と甲山町にまたがる巨大な「芦田湖」を有する「八田原ダム」自然との共生をテーマに掲げている…
■八田原ダム(世羅郡世羅町) <051>
芦田湖側から見た八田原ダム外観
八田原ダム(右側)と芦田湖…。中央に見えるのは国土交通省のダム管理所 マウスオン

 府中市と甲山町をまたがる位置にある八田原ダムは、治水と供給の安定を目的に「芦田川総合開発」の一環として25年もの歳月をかけ建設され、平成10年3月に竣工された芦田川水系最大のダムです。

 同じ芦田川水系の三川ダム(
堤高53b 堤頂長154.2b)を凌ぐ、堤高(高さ) 84.9b 
堤頂長
(長さ) 325b 広さ 2.61Ku 容量 5700万m3という巨大なものです。県東部の水瓶として造られました。行った当日の貯水量は70.8%…写真のような状態なのですが、岩肌がむき出しになっていましたので、水量は少なく見えました。ダムの内部も一部ですが公開されていて自由に見学することができます。

 自然との調和・共生を掲げた彫刻がありましたが、自然を破壊しなければダム(また芦田湖も)はできていなかっただろうし、水没した村もあるでしょう。これを造ることにより、「ギフチョウ」の生息地が水没、幼虫の食草である「ミヤコアオイ」を移植し成長を見守っているそうですが、減少している…とういう現実も忘れてはならないのではないでしょうか。

 緑と青の自然の中に赤い吊り橋を架けて「夢吊橋」…国土省の「管理事務所」・「遊学館」など観光向けの施設もあるのですが、「夢の山水」と名付けられた天然水が無料で利用できるとあって大人気。遠方からも水を汲みにくる人も多いと聞きました。良い道路が走っていますので、日常を離れて、自然に触れるドライブコースとしては最適なのかもしれません。もう少し先には「ラベンダー畑」とか、「甲山ふれあいの里」とかもあります。

 傍に「せせらぎ公園」があり、自然の草花の宝庫。野鳥も多く、バードウオッチングの定点観察などには打ってつけかも知れない…新しく創りだされた自然環境を前に「自然との共生」って何だろう?…と思いつつ後にしましたね。


 
八田原ダム   世羅郡世羅町大字小谷字苦谷山1100-1  ダム管理所 п@0847-24-0490
  ◆交 通  JR福塩線河佐駅→車で10分
ページトップ
エリア別フォトマップへ
掲載順バックナンバー