天當神社

天當神社の参道と大鳥居…目の前には福山港の入り江と右手に手城川
天當神社と境内のサクラの木 マウスオン
【天当山は昔(江戸以前)、海に浮かぶ小嶋だった…】
 「天當神社」は
もと天神山に鎮座していたが、天正(1573-92)の頃天神山の城主茂野(滋野)孫四郎盛久が旧引野村字沖浦に遷座した。後に明治八年一月に古城山に遷座。海の守り神として祀られていたという。ご祭神は大己貴命(大国主命-おおなむちのみこと)。また「天神(てんじん)さん」として親しまれている菅原道真は災害除けの神として農業神としても信仰されており、焼失した通安寺より移設され、天当神社ではこの両神が合祀され、天神(てんしん)が天神(てんじん)となり、現在は道真の人となりから学問の神となっているそうです。毎年十月第一土・日がご例祭とされている。
            (平井 隆夫 著・「おもしろ ふくやま史」より)
 また右の『福山藩土地造成図』を見ていただければ判るように、「天當神社」が祀られている天当山は当時は海に浮かぶ小さな小嶋でした。足を運ぶことによりそんな状況が解るような気がしました。福山の歴史に思いを馳せることが出来る、不思議な空間です。
        (地図も平井 隆夫 著・「おもしろ ふくやま史」より)
福山藩土地造成図…所謂「干拓地図」ですね(^-^)
天当山梶島山   クリック・拡大
鬼瓦 天当神社鬼瓦 天当神社鬼瓦
天當神社「鬼瓦」 天當神社「鬼瓦」 天當神社「鬼瓦」
天当神社・拝殿 天当神社・拝殿
天當神社・拝殿 天當神社・拝殿
拝殿に飾られている絵馬
 拝殿の奥に、「天當大明神」お社があります たくさんの絵馬がありました マウスオン


天當大明神お社
天當大明神お社マウスオン 風格のある天當大明神・お社(やしろ
階段の手摺飾り お社の装飾彫り お社の柱装飾
天當大明神・お社の階段マウスオン 天當大明神・お社マウスオン 天當大明神・お社の装飾マウスオン
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境内
天当神社境内にある社・野宮(荒神社)と塩崎神社
 境内にはお社(荒神社-火之迦具土神ひのかぐつちのかみ・塩崎神社)が並んで建てられていました。周りにはサクラの木が植えられ、サクラの時期にはたくさんの人が訪れると言います。また、小山のあちこちにはたくさんの木々があり、向き出しになった岩が多く見られ、かって波に洗われていた島であろう名残を見せてくれています。そして一間社流造りの神殿を模した小さなお社(後に建てられた)もありました。島の麓は開発され福山海上保安庁の建物などが建てられています。境内からは福山の中心部まで見え、かって海の要塞として手の城(出城〜手城という地名の語源か…?)があったようですが…納得できます。
天當神社の境内への入り口(階段側)御しめ柱に刻まれている文字「忠誠尊皇室」「孝敬事天神」〜出典・藤田東湖「和文天祥正氣歌詩」 ご神木…(・・?)スギ
明治38年頃建立の御しめ柱(左)と「天當神社」(右正面) マウスオン ご神木(?)のクスの大木マウスオン
石碑 境内の常夜燈 天當神社300年祭記念石碑
鳥居建立記念奉納碑 常夜燈 天當神社300年祭記念碑
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境内社
外海側に建てられているお社
左右に並ぶ「荒神社」と「塩崎神社」。中にはどちらも小さな祠がお祀りしてあり、絵馬が奉納されていました。絵馬は古く絵は消えかかっていた。
下記掲載の小さなお社は、「天當神社」の縮小版のような形で祀られている「境内社」。
引野側に建てられているお社
「天當大明神」が祀ってあるお社を模したミニお社 「天當大明神」が祀ってあるお社を模したミニお社
 小さな境内社 ↑マウスオン  見事な細工の境内社 マウスオン
スイセン クチナシ クチナシ
参道に咲くスイセン ↑マウスオン 踏み込むのを躊躇うような藪状態… ノイバラの実 マウスオン
嶋山のなごり…
木々の間から望む梶島山方面…マウスオン 坂を登りきると小さなお社があります…マウスオン
岩を削り整備された参道…マウスオン たくさんの木が繁っています。…マウスオン
【随所に見られる「島山のなごり」…】
 「天當神社」が祀られている天当山は、遠景で全体像を捉えるとまさに木々に囲まれた「鎮守の森」。そして、その昔海に浮かぶ小嶋だった…ということは境内に至る参道(坂道であろうと、階段を登ろうとの)随所に見られます。
階段横の山肌に、向き出しになった岩 境内の荒神社・塩崎神社横の岩肌
小山の岩肌 ↑マウスオン 岩の上に落ち葉の積もった山肌 境内に残る山肌 ↑マウスオン
天照皇太后(豊宇気毘売大神)・大国主命…本来の御祭神が祀れていた
階段の参道 マウスオン お百度石 天照皇太后(豊宇気毘売大神)・大国主命
二つの参道
階段の参道と石の鳥居 マウスオン 新しく造られた、坂道の参道
昔の島の名残…(・・?)
鎮守の杜(もり)に鳥居が見え隠れする… 道路沿いにも、大きな岩肌が…マウスオン
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景観
福山湾の右手には埋め立てて建設された「日本鋼管」が見える
 ↑マウスオン  「梶島山」(正面の小高い丘)も「天当山」同様に海に浮かぶ小嶋でした。干拓により陸続きになり、住宅地として開発され、ご覧のような景色が天当神社・境内左側に見ることができました。すぐ目の前には水門が築かれ、その左には市の施設「手城川排水機場」があり、手城川の水量の調整を行っています。春日池の工事とも無関係ではありません。そして右側には現代の干拓で埋め立てた広大な土地上に誘致した日本鋼管(JFEは下記写真湾の向こう側)があります。
入り江の向う側に日本鋼管(JFE)が見えます
手城川排水機場の裏側 手城川に繋がる水門…
「手城川排水機場」正面 マウスオン 手城川、燧灘・福山港に繋がる水門
福山港に架かる「入り江大橋」その向こうに見えるのは「熊が峰連山」。その間はかっては大海原であり、干拓地である。
境内の端の木立の間より見える、福山港に架かる「入り大橋」… マウスオン
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