首無地蔵 地蔵尊研究室
お地蔵様こんにちは
私たちの悲しみや悩みを癒して下さり、街や村のあちこちに立って見守っていただく石の仏さま。 私たちはお地蔵様と呼ぶ。 仏教に関心のない人でも、どこかで必ずおあいする仏さま。ある時は励まされ、ときには笑い、 また涙し、それこそ生涯を共にしてきた「お仲間」であり、 気軽に「こんにちは」「おやすみなさい」と声をかけられる仏様です。 私たちは何としあわせなのでしょう。お地蔵さまにおあいし手を合わすとき、 しみじみ本当の幸せはこれなんだなと思う、小さくても人生の一番楽しいひとときではないかなと思います。 お地蔵さま本当にありがとう。
お地蔵さまはどんな仏様?
仏教の世界を大別しますと
(1)如来(悟りをひらき、人を救う仏)
(2)菩薩(修行しながら、人を救う仏)
(3)明王(密教のご本尊、大日如来の化身)
(4)天(インド神話、ヒーンズ教等の神様)
(5)其他(眷族や祖師像など)
に分けることができます。 お地蔵さまはこのうち菩薩グループに属し「如来になるために修行し、人々を苦しみや悲しみから救い、 願をかなえる」という誓いを、おたてになっていらっしゃいます。 お地蔵さまは、素朴な姿で、頭をまるめたお坊さん姿で、よくマルコメ坊やのようだと言われています。
お地蔵さまのお姿は
今申しましたようにお地蔵さまのお姿は一様に地味な姿ですが、 私たちの生活から生まれて来られたものがたくさんあります。
(1)子供関係(子授け地蔵、子安地蔵、子育て地蔵、水子地蔵)
(2)病気関係(トゲヌキ地蔵、イボトリ地蔵、虫歯地蔵)
(3)食物関係(そーめん地蔵、そば喰い地蔵、味噌地蔵)
(4)女性の味方(縁切り地蔵、化粧地蔵)
等です。
お地蔵さまのお名前と功徳
お地蔵さまのお名前は、名前そのものが誓願を表しています。 古代インド語で「クシティ・カルバ」といい、「大地が貯蔵しているすべてを育てる広大な力」 という意味があり、あまねく人々を救う誓いをお持ちであります。 その功徳は
(1)現世の利益
(2)現世から極楽へ導く力
(3)迷いの世界である六道輪廻からの救済
の三つの時間と空間に於て発揮されます。
《参考資料》大法輪(大宝輪閣発行) 平成8年6月号村越英裕師の文より
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