■ 「国定公園下帝釈峡」  
             (広島県神石高原町永野)

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国定公園帝釈峡花面公園から前方を見下ろすと岸壁の尾根が続く
 下帝釈峡へ行くのには国道182号線、田川瀬より川沿いの道を上流へと行く。福桝川と帝釈川の合流点の和宗までは車で行く事が出来ます。
 和宗から上流,神龍湖の堰堤までの約8qは川沿いに歩道が無く、現在は川沿いを歩く事が出来ません。その昔は、川原を歩いて両岸を岸壁に挟まれ、あちこちに深く青い淵、廣くなった川原に美しく咲く山野草の花に癒されながらまるで別世界に居るような、神秘的な所でした。
 川原を行き交う釣り人と逢うこともしばしばでした。川魚の宝庫でもあり、天然のうなぎやアユも沢山釣れていた時代もあります。中にはサンショウ魚や、スッポンもいました。
「幻の鍾乳洞 」入り口
 1993年にこの「幻の鍾乳洞」が発見されました。永野から帝釈川まで険しい道を歩いており、この「幻の鍾乳洞」を見学することは出来ます。
 懐中電灯を持ち、武装して入ります。案内人と必ず入ること。中は水流模様のフローストーン、天井からぶら下がったつらら石、洞窟からタケノコのように伸びる石筍(せきじゅん)。
 洞内に設置された灯りに様々な鍾乳石が浮かび上がる。又、水面に白い石灰の結晶が浮いたカルサイトテーブルがすがたを現した。「国内でも珍しいもの」です。
 幻の鍾乳洞は入り口から約740mまで確認されている。広島県では一番長い鍾乳洞です。
見学は3〜11月まで。 お問合わせは・・・・広島県神石高原町永野 ながの村
  電話   0847−86−0215   1週間前までに予約すること。
  対象   小学4年生以上で、Tグループ(10人程度まで) T人ガイド付
  1日  1万円    半日 8000円
「幻の鍾乳洞」から約2q下に下った所に聳え立つ「弘法の滝」 油木地区(新免)
弘法滝の岸壁の裾を流れる帝釈川の清流。
 弘法滝の近くにも「天川洞」と名ずけられた鍾乳洞があります。昭和初期に発見され、一時は沢山の人達が見学されました。入り口が非常に狭く5メートルぐらい這いながら入ります。中はすごく広く、天井も高く「幻の鍾乳洞」と同じように素晴らしいものです。しかし、交通が悪い為現在は一般の方には知られていません。
 専門の学者の方が時に訪れられるようです。奥行き270mです。
厳しい渓谷にもやすぎの広い河原と淵 河原には山野草が美しく咲いています。
 この渓谷にも大小の岩石が散乱している。両岸の山々には山岸を飾る多彩な花々が四季を通じて咲みだれる。誰に見てもらうでもなく可憐に、素直に咲く。
 秋には素晴らしい紅葉に岩山が染まり見事な景色です。
 何年たっても岩山の姿は変わりなく自然のままです。川こそ地層が変わりましたが岩山の姿は50年前も今と変わり無いことにほっとしました。
現在はこの和宗にも人は住んでいません。 清流は福枡川と合流し、高梁川と合流します。
 下帝釈峡は神龍湖堰堤からここまでですが、本当の渓谷を紹介出来ないのが残念です。 子供の頃はこの川原を良く歩き遊んだことが懐かしく,小石を淵に投げ飛び石を楽しんだことが目の前に浮かびます。
 また何時かここに立つ ことを夢見つつ・・・・・・・
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