帝釈峡スコラ 神楽共演会

平成19年9月30日

比婆荒神神楽社・石見神楽保存会 久城社中・上本地神楽団

スコラドーム地図
 久し振りに伝統芸能の神楽の共演会があると聞き、9月30日帝釈峡スコラ高原へ参りました。会場のコスモドームは笛や、太鼓で皆の心を揺さぶり、会場へ向かっている足はウキウキと前へ前へと小走りになって行きます。会場は大変なムードで始まっておりました。
 やはり久し振りとあって、近隣の方達が大勢集まり会場は見物客でいっぱいです。
 見物の中には朝から御酒をまわしておられる方もいます。私が子供の頃の神楽と言えば、夜の7時ごろから始まり夜明けまで舞っていました。
 この度は三社の社中の得意とする出し物で、全体のストーリーはなかった。少し寂しかった感じです。しかし、舞は素晴らしかった。特に二人舞などは二人の息がぴったり合っていてプロの域を越えていました。中でもふるさとの伝統を重んじ、継承して行くという心のこもった姿勢に強く感動しました。未熟なカメラマンだったのですがここで幾つかのスナップ写真をご紹介します。
塵輪 石見神楽保存会 久城社中
塵輪    石見神楽保存会 久城社中
       塵輪という身に翼があって自由自在に飛び行く大悪魔が、何万という手下を
       連れて、荒らしまわる。そこで時の天皇が高麻呂という、弓矢の名人を連れ
       て退治する。
上本地神楽団 悪狐退治
悪狐退治  上本地神楽団               キツネに戻った姿
悪狐退治
 平安時代中頃、中国より渡ってきた金毛九尾の狐は、玉藻御前と姿を変え音羽の院に仕え、王位を倒し国を滅ぼそうとしたが、陰陽師安部清明旛磨守安親(おんみょうじあべのせいめいはりまのかみやすちか)に正体を見破られ、下野の国・那須野が原に逃げた。
 里塚に隠れた金毛九尾の狐は、姿を変えては悪行を重ね人々を悩ませていたが、勅命を受けた三浦之介・上総之介の弓引きの名人によって退治されるという物語りです。
松尾明神 大蛇退治
松尾明神(松能の舞〜大蛇退治より)
比婆荒神神楽社
大蛇退治  上本地神楽団
         
 日頃の悪行により天照大神を始めとする高天原の神々に,高天原を追放された須佐之男命は、出雲国の簸の川のほとりにたどり着いた。そこで川上から一本の箸が流れ着き、命はその元を尋ねるべく川上へと向かう。そこには足名椎という老夫婦が奇稲田姫と共に嘆き悲しんでいた。命が尋ねると「自分には八人の娘がいたが、毎年八岐大蛇が現れ、毎年一人ずつ取り喰らわれ、ついに最後の姫となってしまった」と歎くばかり。命は老夫婦の願いを聞き入れ、八岐大蛇の退治を決意すると、やがてたなびく群雲にのってあらわれた八岐大蛇に八石斗の酒を飲ませ、酔い伏した八岐大蛇を大格闘の末退治する。この時八岐大蛇の尾から出てきた一振りの宝剣を「天叢雲剣」と名付け、天照大神に献上し、めでたく奇稲田姫と結ばれるという物語りです。
八岐大蛇 大蛇
八岐大蛇が舞台一杯に出て舞います。
大蛇が意きり立っているところ
須佐之男命と大格闘
須佐之男命と大蛇が大格闘しているところ
大蛇
大蛇は火を噴きながら八石斗の酒を飲み、だんだんと酔い伏して行き退治される。
会場の様子
神楽団の熱演に会場の観客は,大満足された様子でした。
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