河内町
 河内町は、広島県のほぼ中央、賀茂台地の東部に位置しています。 交通には比較的恵まれており、中央部を東西にJR山陽本線が走り河内、入野の2つの駅があります。 町の南部には山陽自動車道・河内ICが設置され、インタチェンジと交差して走る国道432号のほか、 広島空港線、瀬野川福富本郷線、東広島本郷忠海線などが縦横に走り、高速交通拠点の町となっています。
 また、沼田川の恵みを受けた河内町は米どころとしても有名で、野菜などの栽培もさかんです。 キュウリ、ナス、アスパラガスなどのビニール栽培や豆類、シイタケなども栽培されています。 マツタケや山菜、鮎といった自然の産物も豊富です。 これらの新鮮な農産物も広島空港や山陽自動車道などの高速交通網を利用して各地へ出荷されています。
頼山陽も絶賛 深山峡
JR河内駅から椋梨川を1,500mほど遡ったところにある深山峡は、 頼山陽が「安芸の耶馬溪」と絶賛したという見事な渓谷です。 夫婦岩など次々と現れる大小さまざまな岩による渓谷美とともに、 春はマンサクの花、夏は緑の影を落とす木々、秋は渓流を染めて流れるモミジ、 冬は静まりかえた雪の渓谷に残る小動物の足跡など、 四季それぞれの美しさが訪れる人の心をなぐさめてくれます。 峡中には、「夫婦岩展望公園」「姫ケ滝展望園地」「三本松キャンプ場」が整備されています。 深山峡
風格あふれる巨木 鶴亀山のアベマキ
JR入野駅南方500m、2つの丘からなる鶴亀山の西頂上にある布多都宮八幡神社のアベマキは、 根回り4.8m、胸高幹囲4.2mという県内有数の巨木です。 上部はかなり枯損していますが、古木の風格があり、人々に親しまれています。 アベマキは、コルクをとるため盛んに植栽されたこともあり、 かつては広島は全国でも有数の産地であったと言われています。
本堂は国の重要文化財 竹林寺
 標高535mの篁(たかむら)山の山頂にある真言宗の寺で、 天平2年(730)、行基の開祖と伝えられ、本堂は国の重要文化財に指定され、 高屋や入野など地元の大工の手によって造営されたという記録が残っています。 寄棟造り、茅葺きで木割りが太く、しっかりとした素朴な感じのする建物です。
 前庭には、緑濃い竹林が広がり、庭内の大池は湧水によっていつも豊かな水がたたえられています。 また、鐘楼から眺めた雄大で、特に霧の海の美しさは壮観です。
竹林寺
竹林寺の縁起を語る 紙本著色竹林寺縁起絵巻
漢文調の文と絵を交互に配した長巻で、室町時代の作といわれています。
それによると、竹林寺ははじめは「花王寺」といい、 この寺に八千代という女性が1千日夜中参詣の願をかけ、子どもを授かりました。 この子どもは後に、上洛して栄進、ついには参議となった小野篁(たかむら)といわれ、 それにちなんで山号を「篁山竹林寺」と改めたと記されています。
湖面に四季の自然を映す 白竜湖
1969年、椋梨川に建設された椋梨ダムによってできた人造湖で、 湖岸沿いには桜やカエデが植樹され、花の季節や紅葉の季節の美しさは格別。 賀茂台地の憩いの場として親しまれています。
最高のアユ・金口アユ 河内町特産・焼鮎
沼田川でとれるアユは全国でもまれな最高のアユ「金口アユ」で、 そのアユを使って作られた焼鮎は河内町の特産として知られています。 河内町では、香りたかいアユのうるかを残して、木炭で焼くという独特の技法で製品化しています。 アユ
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