本郷町
 賀茂郡の東に接する本郷町は、早くから地域の経済・文化の中心として栄えてきました。 山陽自動車道・本郷IC、広島空港が開港し、空港へのアクセスも、 山陽自動車道を利用すると広島市内はもとより県東部からも約50分、 県内主要地点からはリムジンバス、最寄のJR駅からは空港直結バスが運行され、便利になっています。
 このような広域高速交通網の発達によって、 本郷は「備後地区工業特別地域」として付加価値の高い工業の導入や物流機能の充実を図り、 21世紀を展望した新しい町づくりを推進しています。 また、アジア諸国との国際定期便も就航し、国際化へ向けての取り組みも期待されています。
 沼田川に沿って開けた本郷町は、平野や丘陵から県内でも有数の古墳が発掘され、 飛鳥・白鳳時代には「梨和郷」と呼ばれる宿駅が置かれ、沼田氏の荘園を中心に栄えていました。
戦国時代は小早川氏が統治し、江戸時代になると、 本郷町には西国街道の宿駅や本陣が設けられ、宿場町として繁栄してきました。
水量豊かな名瀑 瀑雪の滝
瀑雪の滝は本郷を貫くように流れる沼田川の上流にあります。 30mの高さから流れ落ちる水量は豊かで、その岩壁をおおう緑は美しく、 紅葉に彩られた秋はひときわ見事です。
滝の西には永福寺を建立した仏照禅師が座禅を組んで修行したといわれる大岩「座禅石」があります。
瀑雪の滝
古代をしのぶ古墳群 御年代古墳・梅木平古墳
御年代古墳は前後2室の玄室を持つ全長10.76mの横穴式古墳で、 花こう岩の家形石棺が収められています。 古墳時代晩期の築造と考えられ、国の指定史跡となっています。 石棺内部から発見された副葬品の金環や剣、須恵器などは東京国立博物館に収蔵されています。
 梅木平古墳は広島県最大級の横穴式石室を持つ古墳で、 6世紀末に作られました。この古墳を中心に数おおくの箱式石棺が散在していて、 古代には大集落であったと想像されます。 東に隣接する横見廃寺跡は、この古墳に葬られた一族によって建立されたものと考えられています。
御年代古墳 梅木平古墳
絵巻が栄華を伝える 楽音寺
約1,000年前、藤原純友が瀬戸内海で反乱を起こした際、 討伐を命じられた藤原倫実が建立したと言われています。 藤原倫実の戦いの様子を描いた「楽音寺縁起絵巻」は県の重要文化財に指定され、大切に保存されています。 楽音寺
向かいあう2つの城 高山城跡・新高山城跡
小早川氏の祖先・土肥実平がこの地を統括して以後、 4代目の茂平が本郷町の北にそびえる山に高山城を築城しました。 その後、5代雅平が沼田川対岸に副城を建てましたが、 17代隆景は沼田河流域や河口の展望がきき水利の良いこの副城を修築し、 本城「新高山城」としました。 この城は、北側と東側が沼田河によって天然の濠をなし、 急峻な岸壁を利用した典型的な山城として貴重な城跡です。 高山城跡・新高山城跡
ユニークな博物館 歯の資料館
本郷町本郷にある「歯の資料館」は、世界でも珍しい歯に関する資料や歴史を展示しています。
昔懐かしい生活用具 みとしろ館
昔、本郷町内で使われていた農機具や生活用具を展示しています。庶民の生活の様子をしることができます。
森林公園を備えたユニークな国際空港 広島空港
平成5年に開港した広島空港は広島県のほぼ中央、本郷町用倉にあり、 3000mの滑走路を持つ国際空港です。 アジアを結ぶ国際線の充実により中四国地方の拠点として国内外のたくさんの人々が利用しています。 また、空港周辺の287haの土地は「中央森林公園」として整備され、 ターミナルと一体となって大規模なアウトドアレクリエーションを楽しむことができるユニークな空港です。 中央森林公園
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